読書に関する回想
読書は決して嫌いなほうではない。
小学1年か2年のときは、125冊の読書感想文を書いたことによってダイアモンド賞という小さい盾をもらったこともあった。
(とはいえ、同じ本を何回もよんでいたし、薄い絵本もたくさん含まれている)
小学低学年のときは、読書に意味なんて求めなかった。
楽しいから読んでいただけ。
それがいつからだろう。意味を求めるようになった。
実生活で役立つ利益を求めるようになった。
というより、実益のないものは読んでも意味がないのではないかと不安に思うようになった。
確か小学5年から中学3年までの間だ。
文学にはまりきることがなかったのも、それが理由。
架空の話なんて、俺の人生になんの意味もないじゃないか!・・と思っていた。
物語が大好きだったのに読んじゃダメだと思っていた。
とはいえ、物語以外は大して興味がなく(伝記や科学書の類)、結果的に読書量は減っていった。(パソコンでマンガの二次創作小説を読み漁ってはいたが..)
今は、その頃と真逆で物語の力が非常に重要だと思っている。
だけど読む気がそんなにしない。
想像力が落ちたのか、忍耐力が落ちたのか。
とはいえ、物語へのアプローチはなにも小説じゃなくなってよい。
例えばマンガ。今年は年のはじめから「風雲児たち」をよみふけった。
歴史漫画はよい!
さくさく理解がすすむ。
マンガもあまり量を読まずに今まできた。
物語について理解を深めたいならば、マンガに力をいれるというのは良い手かもしれない。
「これも学習マンガだ!」というサイトは、マンガ選択のヒントになりそう。