山とコード

「自然」と「人工」がベストに混ざりあった生活を探るブログ。

感想 - VRは鎮痛剤の代わりになり得るか?

記事の概要

腕を負傷した少年。

毎日服を着替えるとき痛みで不安がるので鎮痛剤が必要だったが、

VRでゲームをすることで、鎮痛剤が不要になった。

japan.cnet.com

 

少年が入院する病院では、

"技術革新とテクノロジを通じた小児の不安軽減"に取り組んでいて、

・氷上を滑るペンギンが小石を集めるゲーム

ハンバーガーなど様々な飛行物体を視線で撃ち落とすゲーム

を作り出した。

youtu.be

 

VRは、FacebookサムスンGoogleが力をいれているが、

大規模には普及していない。まだただのギミックとみなされているから。

だが、医療の現場では10年前からVRが利用されていて、

恐怖症や不安障害の克服を支援してきた。

 

低価格で優れた製品が手に入るようになった現在では、

医学生の訓練などより多くの医療環境でVRが使われている。

 

医療用ゲームのコンテンツは独自のカスタマイズがされている。

商用ゲームの多くは、暴力的すぎたり、キャラクターが死亡したらそこで終わりなど、

病院環境には向いていないためだ。

患者が頭をそれほど動かせず横になったままでもプレイできたり、

流血シーンがなくレベルもないようにしている。

 

感想

痛みをそらしたいなら、別のところを痛くすればいいんだ!なんて話もあるけど、

そんな苦しいことをしなくても、

VRで簡単に意識を別のところに向けさせられるよという話。

気になったこと

・子供には効果的だろうけど大人にも効果はあるのだろうか

・大人のためのVRは、別世界の没入よりシミュレーション用途のが良いのだろうか

どのような形でVRが一般的に普及していくのだろう。