感想 - VRは鎮痛剤の代わりになり得るか?
記事の概要
腕を負傷した少年。
毎日服を着替えるとき痛みで不安がるので鎮痛剤が必要だったが、
VRでゲームをすることで、鎮痛剤が不要になった。
少年が入院する病院では、
"技術革新とテクノロジを通じた小児の不安軽減"に取り組んでいて、
・氷上を滑るペンギンが小石を集めるゲーム
・ハンバーガーなど様々な飛行物体を視線で撃ち落とすゲーム
を作り出した。
VRは、Facebookやサムスン、Googleが力をいれているが、
大規模には普及していない。まだただのギミックとみなされているから。
だが、医療の現場では10年前からVRが利用されていて、
恐怖症や不安障害の克服を支援してきた。
低価格で優れた製品が手に入るようになった現在では、
医学生の訓練などより多くの医療環境でVRが使われている。
医療用ゲームのコンテンツは独自のカスタマイズがされている。
商用ゲームの多くは、暴力的すぎたり、キャラクターが死亡したらそこで終わりなど、
病院環境には向いていないためだ。
患者が頭をそれほど動かせず横になったままでもプレイできたり、
流血シーンがなくレベルもないようにしている。
感想
痛みをそらしたいなら、別のところを痛くすればいいんだ!なんて話もあるけど、
そんな苦しいことをしなくても、
VRで簡単に意識を別のところに向けさせられるよという話。
気になったこと
・子供には効果的だろうけど大人にも効果はあるのだろうか
・大人のためのVRは、別世界の没入よりシミュレーション用途のが良いのだろうか
どのような形でVRが一般的に普及していくのだろう。