NATURE OF CODEを買ったら、ぶ厚かった。
本文は405ページ。
思っていたよりぶ厚い..
Nature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション-
- 作者: ダニエル・シフマン,Daniel Shiffman,尼岡利崇,鈴木由美,株式会社Bスプラウト
- 出版社/メーカー: ボーンデジタル
- 発売日: 2014/09/16
- メディア: 大型本
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これを読めば力がつくのはわかる。
パラパラと眺めたところ、親切に書かれていることも分かる。
が、今の僕にはヘビーだ..
僕の今の状況は、
『Processing クリエイティブ・コード入門』を9章の途中まで終えたところ。
この本はサンプルが非常に面白くて、買って2日で9章まで進んだ。
しかし、ベクトルの話などが出てきたところから雲行きが怪しくなってきた。
理解度がぐっと下がり、それに合わせコードを書くスピードも下がった。
そして今日はほとんど書いてない。
おそらくそこまで難易度の高いことはやっていないのだろう。
だけど僕には難しい。
高校時代に数学はさぼりつづけ、物理は授業をとってすらいない。
数学や物理ができなくても、
表面をトレースしただけのプログラムの真似事はできるかもしれない。
しかし表面だけだと、結局自分の力にならない。
今までさんざん表面だけパクッてきたからよくわかる。
なんとか理解をしたい。
プログラミングを通して数学や物理を学べないかーー
そういう思いで購入したのが本書だったわけだが、
こうヘビーだと真正面からぶつかってもくじけそうだ。
アプローチ方法を考えたほうがよさそうだ。
①ふつうに少しずつ読み進める。
・コードを書きながらゆっくりとすすむ。
・6か月から8か月くらいかかるだろうか。
・力はつくだろうが気持ちを維持できそうにない。。
②7回読みをする。
・4回くらいまではコードを書かずに読み進める。
・まずは全体感を把握することに重点を置くため。
・気になったところだけコードを書く。
今回は②を採用しよう。
じっくりと力をつけようとして①のパターンで挑戦し、
うまくいったことがない。
この本は、大きく3つのパートに分かれている。
Part.1 無生物物体 (p.1~p.217)
Part.2 生物 (p.219~p.329)
Part3. 知能 (p.331~p.404)
Part.1は、単独の無生物物体の運動と力の基本を学んだ後に、
何千もの物体を作成し単一のシステムで管理する方法を学ぶ、らしい
Part.2は、1の無生物物体に命をふきこむ。
つまり環境認識し、環境に応じた行動をする自律エージェントをつくる。
ここでは集団行動のモデルも勉強する。
その過程で、物体に「夢」と「希望」と「恐怖」を与える・・!
Part.3は、
これらの物体を更に賢くさせるために、
人間の脳をヒントに、間違いから学ぶ機能をもたせ環境に順応できるようにする・・!
実に壮大で魅力的な章立てだ。
もともと米国の大学で半期科目として開講されていたようだ。
が、僕はこれを半年で終えられるほど頭がよくない。
憧れと現状のギャップが苦しいが、とりあえず現実をみよう。
まずはPart.1の理解に焦点をあてる。
まずは、とりあえず3週間で3回くらい読んでみよう。
3回読んでも全然頭に入ってこなかったらもう1度検討しよう。
※ちなみに7回読み読書法では、頭に入るのは4~6回目らしい