数学・物理初心者のProcessing『NATURE OF CODE』挑戦録 vol.0
デジタルで新しい体験を作ることに10年くらい憧れてきた。
しかし、憧れるだけでずいぶん長いこと何もしないできてしまった。
プログラミングでアートを創るうえで、
初心者によくおすすめされるのがProcessingだ。
書いたコードをすぐに確かめられ、面白い動きもすぐに作れるため、
楽しく勉強ができる・・とされている。
(Processingでは、こんなこともできる。もちろん上級者だが)
しかし悲しいかな。4年ほど前に本を何冊か買ったきり、
僕は全くといってProcessingを勉強しないまま放置してきてしまった。
正確には1度は挑戦しようとしたのだ。
ただ、当時はひとつめの会社がつぶれた直後だったため、
手っ取り早く転職のネタにできるようコードの切り貼りだけで作品をつくっていた。
当然、深く理解することなどできなかったし、
作品と呼べるようなモノも作れず転職には使えなかった。
いつかまたProcessingをやりたいと思いつつズルズルと今まで来てしまったのだが、
最近になってまた急にやる気がでてきた。
理由は簡単で、VRでProcessingのコードを体験できることを知ったからだ。
昨年VRでリーチの長いパンチをやって面白くて遊んでたプログラムの動画。右でガードしつつ左パンチとかもやる予定だったけど、格闘の方向でやってくとARMSに似せてるみたいに見えるw ので他デモを先に作ろう #Unicessing #oculus #screenshotsaturday pic.twitter.com/HLm3gNqd0n
— n_ryota (@n_ryota) 2017年1月15日
これはもうやるしかない。
せっかくやるのだから今度こそ深く理解したい。
そして2018年中に、
VRで体験できるインタラクティブなジェネラティブアートを1個つくりたい。
そのためにはProcessingを深く学ばなければいけない。
そこで選んだのが表題のNature of Code。
副題はProcessingではじめる自然現象のシミュレーション
なんてかっこいいのだろう。
が、以前も書いたが僕は全く数学ができない。
物理は勉強すらしていない。
でも、そんな僕だってプログラムで自然をシミュレーションしてみたいし、
アートをつくりたいのだ。
ということで良書だけど、僕にとっては難解本である本書を、
ねちねちと勉強し、ねちねちと記録していこうとおもう。